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厚生年金の保険料【年金.biz】





◆ 厚生年金の保険料は、厚生年金に加入している人本人と事業主がそれぞれ半額ずつ負担します。具体的には、会社が社員の給与や賞与などから天引きし、それと会社が負担する同額の保険料と合わせて、社会保険事務所に納めます。ここが国民年金との大きな違いです。

いま、国民年金の保険料は14,000円弱ですが、この金額がすべてで、誰かがこの14,000円にプラスして支払ってなどくれません。しかし、厚生年金の場合は、たとえば、あなたが給料表の厚生年金の欄を見て、そこに12,000円とあったとすると、あなたのその月の厚生年金の掛け金額は24,000円になるのです。なぜなら、あなたの掛け金と同額を会社が負担しているからです。20年、30年という期間で比較すると、国民年金と厚生年金では、将来、大変な開きが生まれてきます。実際、将来の毎月の受給額は、最低でも2倍は違います。
 
なお、平成18年9月からの厚生年金の保険料率は、
男子・女子共
146.42/1000(坑内員・船員157.04/1000
となります。

<計算例>
たとえば、あなたの標準報酬月額が200,000万円だとしましょう。
すると、200,000×(146.42/1000)=29,284円となり、
あなたの厚生年金保険料は29,284円です。
ただし、これをあなたと会社で折半するので、あなた自身の負担額は、この半分の14,642円となります。

( 「厚生年金の保険料」の記事、続く ↓)




◆ 厚生年金の保険料の決め方
上でもちょっと出てきましたが、厚生年金の保険料は、勤めている人の給料をもとに標準報酬月額を決定し、これに保険料率をかけて計算します。では、その標準報酬月額はどうやって決めるかというと、保険料などを計算するために定められている標準報酬等級表にあてはめて決められます。

現在の標準報酬の等級は、9万8千円から62万円までの30等級に区分されています。最高が30等級の62万円なので、たとえば、月給100万とか200万の人も、30等級に当てはまる保険料を支払います。

また、ボーナスについては、数年前までは厚生年金の対象からはずれていたのですが、いまは総支給額に保険料率をかけて保険料を計算し、しっかり徴収されています。

◆ 育児休業保険料免除について
育児休業の期間は、事業主を経由して申請をすることにより、厚生年金の保険料支払を免除することができます。たとえば、育児休業期間中の厚生年金保険料の事業主及び本人負担について、事業主が申出をしたときは、育児休業を開始した日の属する月から育児休業が終了する日の翌日が属する月の前月までの保険料の徴収を行いません。

育児休業保険料免除は、あくまでも事業主を経由して申請するようになっています。あなたから事業主に依頼し、事業主が会社を受けもつ社会保険事務所または社会保険事務局の事務所に「育児休業保険料免除申請書」を提出することになります。

◆ 高齢任意加入について
高齢任意加入被保険者の保険料は、加入する人が全額負担し自分で保険料を納付する義務がありますが、事業主が同意した場合は、事業主が保険料の半額を負担し、加入する人の分と合わせて社会保険事務所または社会保険事務局の事務所に納めます。ただし、この制度が適用される事業所とそうでない事業所等があって、事情が異なる場合もあるので、よく確認してください。

( 「厚生年金の保険料」の記事、終わり )



【厚生年金に関する記事】

(1) 厚生年金とは?
(2) パートの厚生年金受給資格
  - 厚生年金の受給資格・給付
  - 厚生年金の受給資格・定年退職
  - 厚生年金の受給資格・給与収入
(2) 厚生年金の保険料
  - 厚生年金の保険料・改定
  - 厚生年金の保険料・賞与・計算
  - 厚生年金の保険料・計算・試算(簡単に)
  - 厚生年金の保険料・料率・推移
  - 65歳・厚生年金計算
  - 健康保険・厚生年金・計算
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(3) 厚生年金の支給額・金額
  - 厚生年金の金額・支払い期間
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(4) 厚生年金料率
  - 厚生年金料率・賞与
  - 厚生年金料率・今後
  - 厚生年金料率・労使
  - 厚生年金料率・引き上げ
  - 厚生年金料率・端数処理
(5) 厚生年金へ加入
  - パートの厚生年金加入条件
  - 健康保険・厚生年金・加入条件
  - 厚生年金加入条件・個人事業主(事業者)
  - 厚生年金・加入義務(65歳)
  - 厚生年金の加入年齢
  - 厚生年金加入・労働時間
  - 厚生年金加入・アルバイト
(6) 厚生年金の金額・計算
(7) 厚生年金・扶養・条件
  - 健康保険・厚生年金・扶養
  - 厚生年金・扶養・配偶者の収入
  - 厚生年金・扶養・交通費


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【付録〜離婚時の年金分割制度について 】

離婚時の年金分割制度は、平成19年度に離婚したケースと、平成20年4月1日以降に離婚したケースでは、制度内容が異なっています。
平成19年度内に離婚した場合は、分割可能な年金について、当事者間の協議か、裁判所の決定によって、分割割合を決めることになります。したがって、必ず2分の1が分割されるとは限りません。
平成20年度以降に離婚した場合、平成20年3月までの保険料納付部分の年金については、平成19年度の場合と同じであるものの、平成20年4月以降の第3号被保険者期間における保険料納付部分に関しては、協議など必要なく、自動的に2分の1に分割されます。




【 付録〜国民年金保険料の前納〜 】
国民年金保険料を前納すると割引があります。その際、口座振替を利用すると、さらに割引があります。

<平成18年度の月額保険料13,860円で計算した場合>
◎ 1年度分を現金で前納     2,950円の割引に
※ 1年度分前納用の納付書は、4月上旬に発送いたします。


◎ 1年度分を口座振替で前納  3,490円の割引に
※ 口座振替での1年前納は、事前の申し込みが必要です。

なお、6ヶ月前納では、現金払いで680円、口座振替で940円の割引となります。

口座振替は、@1年度分、A6ヶ月(4月〜9月分、10月〜3月分)の前納と、B毎月納付(早割)、C毎月納付(割引なし)の4種類から自由に選べます。


口座振替の申し込みは、預貯金口座のある金融機関(郵便局を含む)の窓口、または、社会保険事務所(郵送も可)で受け付けています。

【締切り日】

口座振替での締切日は、
金融機関では2月末日まで、社会保険事務所では3月上旬まで受付を行っています。
※ 社会保険事務所では3月中は受付をしますが、3月中旬以降の申し込みは登録が間に合わない場合があるので、詳細については社会保険事務所へお問い合わせください。




【 付録〜2004年の社会保険庁の不祥事〜 】
2004年3月、国民年金保険料未納情報に関する個人情報の漏洩が疑われる事例(政治家の年金未納問題)が報道されたのをきっかけに、社会保険庁のずさんな業務運営が次々と発覚した。

同年7月、約300名の職員が未納情報等の業務目的外閲覧を行っていたことが判明し、行為者及び管理監督者の合計513名の職員が処分された。同年9月には、社会保険庁の幹部職員が収賄罪で逮捕され、国民の信頼を著しく損ねる結果となった。

通常国会における年金改正法案の審議やマスコミの報道等においては、「(社会保険庁は) 利用者の立場や目線に立っていない」「(社会保険庁は) 個人情報保護の重要性について十分に認識していない」「(社会保険庁は)国民が支払った保険料や税金を保険給付以外に安易に使っている」等が指摘され、社会保険庁の職員の倫理意識や組織体質が問われた。

2006年5月、全国各地の社会保険事務所が、国民年金保険料の不正免除(法令等に違反する事務処理)を行っていたのが発覚した。調査の度にその数は増え続け、最終的に不正免除は222,587件に達し、社会保険庁の行政組織としての遵法意識やガバナンスが欠如していることが露呈した。
(Wikipediaから抜粋)




【 付録〜年収850万以上でも遺族年金が支給されるケース〜 】

遺族年金の受給資格のある配偶者は、将来にわたって年収850万円以上の収入を得られない人、という定めがあります。しかし、定年退職などでだいたい5年以内に年収が850万円未満となることがはっきりしている場合は、支給対象となります。ただし、5年以内ならいいけれど、6,7年後であれば、支給対象になりません。さらに、いったん遺族年金の支給が認定された後に年収850万円を超えた場合は、支給の打ち切りがありません。

また、遺族年金をもらいたいけれど、年収が850万を超えてしまうので、会社を退職してしまった場合、これは「自己都合による退職」とみなされ、支給されません。




【 付録〜厚生年金の加入条件〜 】
◎正社員の4分の3以上
厚生年金や共済年金に加入するには、必ずしも正社員である必要はありません。パート、アルバイト、試用期間中の人、フリーターといった、いわゆる「非正規雇用」の人たちであっても、勤務時間や勤務日数が一定の条件を満たしていれば、加入することができます。

勤務時間、勤務日数が正社員の4分の3以上あれば、加入可能です。毎日の勤務時間が不規則な場合は、1週間の勤務時間を平均して算出します。

かりに4分の3未満の勤務量であっても、実態上の就労形態や内容を総合的に勘案し、雇用形態が常用的であると判断された場合は、加入可能です。


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